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初台リハビリテーション病院内
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回復期選びのポイント 



 回復期リハビリテーション病棟(以下回復期リハ病棟)は制度発足から11年目に入り、当協議会は設立から10年目を迎えます。当協議会の調査によると2011年3月現在、全国に1088病院、1355病棟、60144床が確認できています。したがいまして、当初の整備目標であった人口10万人あたり50床に近い47床となりましたが、最近は回復期リハ病棟の病床数の整備目標を90,000〜100,000床に上方修正するべきではないかとの意見も聞かれるようになってきました。
 回復期リハ病棟の役割は、急性期病院から回復期リハの適応がある患者を可能な限り早期に受け入れ、ADLを十分に向上した上で在宅復帰を可能とすることにあります。現在、急性期病院では在院日数の短縮化が推進されていますが、それに確実に対応するには60,000床では少なく、100,000床は必要との見解です。医療機能の分化と連携をより一層推進し、急性期病院がより急性期に特化するためにも、回復期リハ病棟の存在は必要不可欠になってきたのです。
 しかし、単に量的に整備されても目的を達することはできません。最大の課題は質の向上です。質の評価には構造、過程(プロセス)、成果の3つの指標があり、特にプロセスが重要といわれています。リハ医療は従来からチームアプローチを核としていますが、回復期リハ病棟で良好なチームアプローチが展開されているかどうかは極めて重要です。看護師、介護職員、理学療法士、作業療法士が病棟専従配置である回復期リハ病棟は、良好なチームアプローチが可能になるはずなのですが、未だ決して十分とは言えない病棟もあります。このため、当協議会では研修事業に力を入れ、年間30回以上の研修会を開催しています。
 また、調査研究事業では、BIおよびFIM、看護必要度などの調査により、ADLの改善度、適正な看護・介護人員配置等について検討し、より良い質の評価が可能な診療報酬へつなげていきたいと考えております。
 当協会の理事は、医師以外に看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士など多職種が担っています。執行部もチームアプローチ体制ですが、全国各地の回復期リハ病棟のいずれもが良質なリハ医療サービスを提供できるように、さらに我が国の回復期リハ病棟の制度が世界に類を見ない価値ある制度となるように、執行部一丸となって努力いたしますので、会員の皆様のご協力をお願いする次第です。





医療法人社団輝生会 理事長
初台リハビリテーション病院 理事長
船橋市立リハビリテーション病院
 指定管理者代表


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